プロミスで払えない借金をそのままにしているとどうなる？
プロミスのカードローンで借りたお金、支払いが出来ないからとそのままにしているとどうなるかご存知でしょうか？
消費者金融での借金は、返済をしないまま放置をしていると最終的な給料の差し押さえに発展する場合があります。相手もお金を貸して回収をするのが商売ですから、支払いをせずにそのままにしている方に対しては、裁判手続きを経て給料から強制的にお金を回収しに来るのです。
差し押さえられる金額は給料が44万円未満なら4分の1までと決まっていますので、月収24万円の方であれば6万円まで取れるのです。もちろん差し押さえまで進んだ際にはプロミス側には情はありませんので、ほぼ必ずと言っていいほどに満額を取っていくでしょう。
つまり、プロミスに払えないからと借金をそのままにしてしまうと、最終的には月収24万円の方は、6万円が差し押さえられてしまうために給料が実質18万円になってしまうのです。
差し押さえになってからでは遅い場合が多い
借金問題には弁護士や司法書士が強いですが、債務整理に特化している法律事務所の場合には、既に差し押さえになってしまっている事件については対応が出来かねる場合が多いです。差し押さえになる前の段階、返済が長期に渡って延滞をしているだけなら問題ありませんが、実際にプロミスが差し押さえてきてしまっていると、難しいのです。
借金が払えないと相談をする際にはなるべく早めが基本であり、返済が出来なくなりそうと感じた時点か、または完全に出来なくなってしまってからでも良いので、なるべく早めに法律事務所の無料相談を活用し、債務整理に関する話を聞いてみると良いでしょう。
債務整理にも様々な種類がある
プロミスに払えない借金を片付ける債務整理には、状況に応じた様々な方法があります。置かれている状況やプロミス以外の借金、収入を考えて、最も適する債務整理を適用します。
詳しくは法律事務所での無料相談や実際の着手前に決めることとなりますが、具体的にどのような方法があるのか、簡単な概要だけでも知っておくと良いでしょう。
任意整理
債務整理の中でも最もメジャーとも言える方法です。返済は出来そうだけど現状での支払いが厳しい場合に適用するケースが多く、将来的な利息は全てカットをし、過去に払いすぎた利息があれば引き直し計算をして借金の減額を行い、目安として3年で完済が出来るようにプロミス等の債権者との交渉をする債務整理法です。
自己破産
収入に対してとても返済の出来るような金額では無い借金を抱えている方、そもそもの返済原資が無い方が行う債務整理の一つです。裁判手続きによって債務の返済義務を免除してもらうものとなり、借金が帳消しになります。ただ、一定の財産も処分する必要があるため、マイホーム等は失ってしまうデメリットがあります。
個人再生
特殊な手続きと言え、任意整理と自己破産の中間的な位置付けとなります。返済は何とか出来るけど完済までは出来そうもない、とは言えマイホームは失いたくない場合に取る手続きです。決められた最低額以上の返済を3年間の返済を続ければ、残った債務の支払い義務が無くなり、財産も守られる債務整理法です。
特定調停
プロミス等の債権者と借り手側の間に裁判所が入り、調停委員と呼ばれる専門知識を持った方が整理のサポートをしてくれる手続きとなります。今のままでは返済が厳しい場合に、将来的な利息のカットや借金の減額を話し合いで進め、専門的な知識は調停委員に委ねて今後の支払い計画を立てる方法となります。
全ての債務整理は自分一人でも出来ないことは無いのですが、何れも手間も時間もかかるものとなります。また、債権者との交渉が必要となる任意整理においては、弁護士や司法書士の専門家の力を借りないとうまく借金の減額が出来ない場合がありますので、費用がかかるとしても依頼をする方が良いでしょう。
債務整理を弁護士に依頼する際の料金
プロミスだけに払えないとする方よりも、実際にはプロミス以外にも借金を抱えていて、いよいよプロミスの支払いが出来なくなってきた方の方が多いです。1社だけの債権者ではなく、複数の借金による支払いに苦しんでいる場合には、やはり借金の専門家である弁護士の力を借りるべきです。
まずは相談をして自身の状況を伝えるのですが、相談をする時点では多くの法律事務所で無料としています。初回だけでなく何度でも無料相談としているところもありますので、納得がいくまで話が聞けます。
債務整理のメリットやデメリット、注意点も理解した上で依頼をするとなれば、着手金などの費用が発生します。依頼をする法律事務所や債務整理の種類によって費用は変わりますが、任意整理の場合には債権者1社あたり5万円前後となっているところが多いです。
その他、成功報酬として借金の減額が出来た場合には、減額をした10％などを法律事務所の報酬としてとしている場合も多いため、言ってみれば法律事務所も自分のところの報酬を増やすために減額にも全力を尽くします。
任意整理の場合には、債務が減れば減るほどに借り手側は今後の支払いが軽くなるため、当然ですがメリットが大きいです、成功報酬と聞くと「そんなのが取られるのか」と思ってしまいますが、逆に考えれば成功報酬が無ければ着手金だけとって、ロクに債権者との交渉もせずに借金の減額をしない可能性も十分に考えられるのです。
言わば、成功報酬の存在は両者にとってwinwinの関係を保つためのものでもありますので、借金問題に強い法律事務所は着手金が3万円程度、成功報酬が10％程度としているところが多くなっています。
プロミスに払えない借金でよくある質問
確かに借金には5年間の時効があります。しかし、時効を成立させるには単に5年間に渡ってプロミスの借金の取り立てを無視し続ければ良いわけではなく、プロミスを含めた債権者も時効の中断のためにあの手この手を使い、冒頭で述べた給料の差し押さえも含めた強制力を持った対応をしてきますので、借金を時効で帳消しにするのは現実的ではありません。
可能です。債務整理の相談者の多くは家族や会社に秘密にしたい方となっており、借金問題に強い法律事務所もプライバシーを守ってくれるため、内緒の相談、着手をしてくれます。払えないからとそのままにしていると、いつかは取り立ての電話や通知でばれてしまう場合があるので、借金を秘密にしたまま解決したい場合には早めの相談です。
問題ありません。お金が無くてプロミスを含む借金の返済が出来ていないのは法律事務所も把握していますので、無い方から無理にお金を取ろうとするわけはありません。着手金や成功報酬については全て後払いや分割での支払いも可能となっていますので、今現在の手持ちのお金が無くても、すぐに着手をしてもらえるようになっています。
プロミスなどの正規の金融会社の場合には、着手後に即取り立てはストップします。弁護士介入後に直接の連絡をする行為は禁じられているため、曲がりなりにも上場企業であるプロミスの場合には、最低限のルールは守ります。今現在、毎日の取り立てに悩んでいる方も、相談をして着手をしてもらえば、すぐに取り立てが止まります。
銀行は金利が低いために支払いが出来るものの、プロミスは金利が高いために支払えない方もいます。一応はプロミスだけを債務整理の対象とは出来ないわけではないですが、「債権者平等の原則」とする全ての債権者を平等に扱う原則もあるため、基本的には全ての借金を同じように債務整理を行うようになります。
プロミスの借金でお困りの方はすぐに相談を
プロミスの高い金利での借金、その他の金融会社からの借金が払えない場合には、なるべく早めの相談をするようにしましょう。債務整理による解決のポイントは「スピード」であり、時間が勝手に解決をしてくれるものではないため、問題が大きくなる前に無料相談で解決の糸口を掴むべきなのです。
実際に無料相談をする際には、メール相談なら自身の借金状況や収入状況をなるべく細かに書いておくと的確な解決方法が貰えますので、箇条書きでも構わないので「どこにいくらの借金」「収入はどれぐらい」「連絡可能時間」を忘れずに記載をすると良いでしょう。
債務整理の無料相談前の注意点
借金の無料相談はあくまでプロミスを含む消費者金融や銀行、クレジットカードの金融会社への返済に対する相談となります。金融会社以外からの借金や税金や保険の未払いに関する問題は解決が出来ませんので、以下に該当する方は相談をしても受け付けてもらえません。一応、念のために相談前に該当していないか確認をしておきましょう。
▼相談が受け付けてもらえないもの【要確認】
- 友人や知人、親族などの個人間の借金問題
- 税金や保険料の未払いによる督促
- 差し押さえがされている借金の解決
- 本人以外からの相談
上記に該当をしないプロミス等の金融会社からの借金問題であれば、無料相談で解決が出来ますので、すぐに相談をしてみると良いでしょう。きっと、今の返済に追われている生活から抜け出し、正常な暮らしが取り戻せるはずです。